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ぽっちゃり風俗はまだまだ未熟なカテゴリー

求人情報からその店の本質を見抜くのは難しい

二番煎じではオリジナルには勝てないぽっちゃり風俗店に「稼げる店」が多いとはいっても、それはあくまで他のカテゴリーの風俗店と比較しての場合だ。
さまざまな工夫やアイデアを凝らして集客している稼げる人気店もあれば、ただ人気店の真似をしている薄っぺらな風俗店もあるのは真実だ。

高収入求人情報誌や求人サイトを眺めていても、どの店が前者の稼げる店でどの店が後者の薄っぺらな店なのかの区別をするのは難しいだろう。
薄っぺらな店こそ、担当者は目を皿のようにして人気店のホームページや求人情報を見ており、次の機会にはそっくりそのままの文言やデザインを盗用してしまうのだから。

稼げる故の確かな理由を感じとろう

世の中にたくさんある高収入求人情報誌を毎号熟読して比較検討する時間は正直無駄だろう。
インターネットにあまたある、ぽっちゃり風俗店の情報について時系列に応じて比較検討することは論ずるに値しない。

「ぽっちゃりだから稼げる」と求人情報に書いてあったとしたら、そこから読み取るべきことは、この求人情報を出した担当者は「ぽっちゃりだから稼げる店だ」と思わせたいという意図だけなのだ。

もし、「ぽっちゃりだから稼げる」と書いている風俗店であったら、面接でそのことを素直に聞いてみるべきなのだ。
「ぽっちゃりだから稼げる理由はなんですか?」「他店にない理由ってあるのですか」などなど。
ちゃんとした経営コンセプトを持った風俗店の求人担当者であれば、滔々とその理由を教えてくれるだろう。
広告をたくさんだしているから、指名客のリピート率が高いから、立地が良いから、待遇が良いので質が高い女性が集まるからなど、返答は想像できる。

初対面のぽっちゃり風俗嬢候補に、本質的な経営方法をすべて開示することはないだろうが、その担当者の表情や話しぶりからは、経営に対する本音のようなものを感じることはできるだろう。
実際に自分の肌で感じとってみることは大切なことなのだ。

ぽっちゃり風俗が持つジレンマ

売れるものにはとりあえず手を出すのでは、発展性がない現在のぽっちゃりブームの中では、さまざまなタイプのぽっちゃり風俗嬢を在店させれば、それだけ店の売り上げが見込める。
しかし、薄っぺらな真似事で経営しているぽっちゃり風俗店は、来る「東京オリンピックショック」を待たずに経営は傾く可能性が高い。

たしかに求人情報を掲載するフリーペーパーでも「ぽっちゃり風俗」の特集を組む頻度が上がってきており、これまでは熟女店やイメクラなどをコンセプトにしていた店も、ぽっちゃりと標榜して参入してきているのだ。
「ぽっちゃり女性歓迎」「太目のあなただから稼げます」など、それらのキャッチコピーにも太目タイプの女性からの応募を強く求める文言が多く見受けられる。

ぽっちゃりした女性を求人サイトで求めると、これまでと同様の割合で電話の問い合わせがあるという。
ところが、いざ面接に臨むと採用率は極端に悪いのだという。
とくに首都圏や東北エリアの風俗店の採用担当は口をそろえて言う。
「外見はぽっちゃりしているが、来る女性のクオリティが低い」と。

まだまだ知らないぽっちゃり風俗の世界

しかし、それはただ、自分たちの知識やノウハウの未熟さを棚に上げているだけで、女性のクオリティだけが問題ではないのだ。
ぽっちゃり風俗という門戸が開かれ、ここまでのブームにいたったのは昨今がはじめての事だ。
業界研究がまだまだ進んでいないことを店側も理解しなければならない。
ぽっちゃり風俗店でアルバイトをしたいと考えている方は、お店がぽっちゃり風俗に対して、どんな姿勢で向き合っているのかを感じとって欲しい。
それ以外、風俗店と風俗嬢がともに稼げる環境を作る手段はないのだから。